【価値ある未来の為に、どうしてもお伝えしなければならない「市会議員」の現実】
③市民の会
「市民派」を名乗り、当選してきた「市民の会」の議員の行動を見ていると、
議員における「市民派」とは何なのか?
「市民派」の定義は何なのか?
と分からなくなります。
濱田美弥議員(1期約4年・47歳)は議場で、子供のいじめに関するブログを取り上げ、「正しいことを知れば、いじめは無くなる」という趣旨の発言をし、
続けて「市民の会」の議員からの質問に対して、私が最初に登壇答弁しないことを批判しました。
あたかも、私が「議員への個人的な好き嫌いを理由に酷いことをしている」と聞こえるようにです。
しかし、これも全くの間違いです。
「①市民の会」で記したように、
6月議会での「市民の会」所属の伊藤正勝議員の「誹謗中傷、虚偽」の発言に対して、「市民の会」の代表・降旗聡議員に抗議しましたが、
降旗議員からは「伊藤議員が俺の言うこと聞いてくれないんだよ〜」と、会派代表とは思えない回答のみで、正式に謝罪も訂正もない状態でした。
そこで、9月議会がはじまる前に、再度、代表の降旗聡議員に対して、
「こうした状態では、こちらも敬意を表することが出来ない。このままでは通例となっている『市長による最初の登壇答弁』は難しい」との旨を伝えたところ、「謝罪はしない。登壇答弁は無しで構わない」との旨の返事が返ってきたのです。
つまり「市民の会」の総意として、市長の登壇答弁は必要ないと表明されたのです。
もっとも、最初の登壇答弁をやめただけであり、「市長が答えるべき質問」には自席にて、しっかりと答弁するということに変わりはありませんでした。
つまり、これもまた、濱田美弥議員による、「市長は酷い!傍若無人で横暴だ!」というイメージを市民に植え付けるための発言であり、こうしたことは幾度となく繰り返されています。
これまでにも「市長は右翼だ」「拉致被害者を救うための署名活動は宗教活動だ」というような耳を疑うような発言もありました。
こうしたミスリードにより市民感情をコントロールしようとする行動は、「市民の会」の議員全員に共通する手法です。
先の市長選挙の際にも、同会派の稲垣茂行議員(3期12年・71歳)を中心に「コミュニケーション障害者」「拉致被害者」を引き合いに出し、私への誹謗中傷を展開していましたが、そうした行動が多くの市民や関係者を傷つけていることに全く気が付かないということは、とても悲しいことです。
「市民派」とは何なのか?
まさに、濱田美弥議員が引用したことをそのままお返しするようですが、
「市長に対する好き嫌いではなく、正しいことを市民に伝え、正しい判断を市民が下す」ために働くのが「市民派」なのではないでしょうか。
議会を「自分達の好き嫌い」で満たし、「自分達の選挙を有利にする」ために発言するということは許されないことです。
(つづく→④)
中原恵人