【価値ある未来の為に、どうしてもお伝えしなければならない「市会議員」の現実】
④市民の会
会派「市民の会」と言っても、実態はバラバラです。
代表・降旗聡議員(2期約8年・今年50歳)は労組を支持母体とし、社民党。
岩田京子議員(1期約4年・48歳)は環境系を支持母体とし、市民ネットワーク。
濱田美弥議員(1期約4年・47歳)は9条を守る会や共産党と連携。
稲垣茂行議員(3期約12年・71歳)無所属。
伊藤正勝議員(5期約20年・81歳)以前に2回市長選挙に立候補。無所属。
齋藤詔治議員(8期約32年・75歳)以前に町長選挙に立候補。自民党吉川市支部を除名。
という6名の議員による構成であり、
以前「市民の会」に所属していた、
戸田かおる議員(1期約4年・47歳)
稲葉剛治議員(2期約8年・33歳)
林美希議員(1期約4年・36歳)
の3名は、上記の議員達の行動に疑問を感じ、「市民の会」を抜け、新会派「未来会議よしかわ」を結成。
そのあたりから、「市民の会」のこうした目に余る行動が激しくなりました。
そうした中でも、
齋藤詔治議員(8期約32年・75歳・自民党吉川市支部を除名)の行動は整合性の無いことが多く、今回の議会ではそれが特に酷く表面化しました。
内容は「旧庁舎の解体事業」についてでしたが、
・解体事業の予算には賛成しながら、解体工事の契約には反対。
・「多くのトラブル、問題がある事業だ」と発言しながらも、具体的なトラブルの内容は説明しない。
・当初は旧庁舎を支えていた地中の杭を「抜くな」と主張しながら、現在は「全部抜け」と発言。
・当初は「地中杭の長さは60mあるはずだ」と主張し、行政側を糾弾。しかし結果は私達が示した通りの約30m。混乱を招いたことに対して公式に発言は無し。
という行動をとり、
多くの市民からも私のところへ、
・齋藤議員の発言に一貫性がない
・毎回、議会で言いがかりのような質問を繰り返し、自身が質問されると全く回答しないのはどういう了見なのか
・市民を混乱、分断させたいのか
との意見が届く始末……。
以前も、消防組合事業において、ご自身の頭で作ったストーリーを妄信し、数年かけ散々批判を展開したけれど、結果、何も出ず、尻すぼみに終わるということがあり、「またか」と思われている市民の方も多いと思います。
しかし、「市民の会」の議員達はこうした齋藤議員の行動を諌めるどころか、後押しし、共に根拠のない行政批判を展開しているのです。
誰のために、
誰の声を聞き、
何のために政治家として議会に立っているのか……
こうした議員が多数を占める議会では、スピード感を出すことが難しいのはもちろん、価値ある未来を生み出すことも困難になります。
「市民派」と自称する政治家とは、いったい何なのでしょうか……。
(つづく→⑤市民の会)
中原恵人