久しぶりにスクールに顔出し。
学生時代に立ち上げた学習塾に、不登校の子が通って来始めたのがキッカケで、
その後NPO法人となり、「不登校・ひきこもり」の青少年支援を続け、気がつけば20年超。
家庭内暴力や貧困、ネグレクト…様々な家族への介入を行ってきたけれど、
やはり「不登校・ひきこもり問題は家庭のみの問題では無く、社会の歪みや様々な問題がその根底にはある」との視点が必要と感じた事が、
自分の政治の原点のひとつになっている。
一人ひとりを大切にし、丁寧に向き合いながら課題解決を探るという「ミクロ」の動きと、
同時に、個人や家族に埋没し過ぎず、社会全体の動向も把握しながら、問題提起や問題解決に向けた「マクロ」の動きをする、
スクールでのそうした対応姿勢は、政治を展開する上での指針になっている。
生徒と共に、畑を耕し、創作をし、語る。ゆっくりとした時間を共有する。それが出発地点。
中原恵人