横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから40年が経つ。
当時めぐみさんは13歳。
拉致される前日は、父・滋さんの45歳の誕生日だった。
その滋さんも85歳になり、最近は身体が思うように動かず、会合などには出席出来なくなっている。
娘を突然奪われた、父・滋さん、母・早紀江さんの気持ちを思うとき、私の心も締め付けられ、何も言葉が浮かばなくなる。
埼玉県吉川市という、いち地方で出来る事は少ない。
しかし、少しでも何かやらねば、政治家として、いや、同じく娘を持つ父として、自分を許せない気持ちになる。
それが、毎年吉川駅前で行っている署名活動の原点となっています。
毎日スーツにはブルーリボンを付け、そうした活動を続ける私を見て、「右翼か宗教みたいで怖い」と耳を疑うような発言をした市議会議員もいますが、
これは過去のことでも、他人事でもなく、
現在も続いている犯罪であり、
いつ自分達の子供や家族が巻き込まれるか分からない問題なのです。
800人を超えると言われる日本人拉致被害者の最後の1人を救出するまで、私も様々な形で活動を続けてゆきます。
中原恵人