埼玉県では河川の拡幅や掘削などの整備を進めてきており、この30年で浸水家屋棟数は7分の1まで減少してきた。
けれど、みんなも感じているように、時間雨量50ミリを超えるような集中豪雨の発生回数が増えていて、埼玉県でもこの10年間で約1.6倍に増加。
川口市やさいたま市、春日部市をはじめ、埼玉県東部では依然として浸水被害が続いていて、吉川でも昨年秋に駅前をはじめ内水(街中に降った雨水等)による被害が大きかったのはみんなの記憶にも新しいと思う。
そんな中、埼玉県はそれぞれの市町村と連携しながら、河川・下水道の一体的整備に着手。
吉川では県の管轄である「大場川」や「第二大場川」への雨水排水の整備を中心に進めることになるのだけれど、掘ってコンクリートで固めるという整備ではないものを要望。
吉川の川や水路は「生活から隔離されている」感じがしない?
もっと水に親しめる設計で、子供達の実体験や市民のコミュニケーションの場となるような川と水路をつくりたい。
これから具体的な計画が作成されるので、みんなの意見を取り入れられるよう、進めていきたいと思います。
中原恵人