「商店街の活性化」をテーマに、吉祥寺へ。
実際に街を歩きながら、「武蔵野市生活経済課」の方々からお話しを。
平成19年3月に策定された「吉祥寺グランドデザイン」は、
魅力的な吉祥寺の都心形成の中長期方針を示し、行政、市民、NPO、地元商業者などの様々な取組の共通の指針であり、
吉祥寺が今後とも高い地位を維持していくために、吉祥寺ならではの個性を活かした商業環境づくりに取り組むべく
・商業と人々の生活が一体となった「我が街」としての成熟
・「行ってみたい街」「住んでみたい街」としての広域的な魅力の維持・創出と都市観光の推進
の二点を重視している。
吉祥寺駅北口周辺にはサンロード商店街、ダイヤ街、中道通り商店といった複数の商店街が存在しているが、
武蔵野市のデザインによって、各商店街が駅に対して斜めの格子状に位置し、
大規模商業施設や他のエリアに行こうとする際は商店街を経由し、意図しなくとも吉祥寺の複数の商店街を歩いて見て周ることになるという「周遊型商店街」となっており、
商業地として全国的にもトップレベルの賑わいを見せている。
この日も平日ながら、駅前をはじめ、井の頭公園や各商店街は、「憩いの場・ショッピングの場・文化の発信地」として、多くの人々で賑わっており、
美南駅前開発を含め、吉川市の未来へのビジョンを描く上で非常に参考になった。
中原恵人