学生時代からの「不登校・ひきこもりの青少年への支援」ももう20年を越える。
NPO法人化してからも10年を越え、議員となった現在も活動は継続していて、
その活動は、僕自身がこの日本という国や現代社会、そして教育・福祉を見つめる原点になっている。
埼玉県においても、少なく見積もって約四万二千人の若者がひきこもっていると言われており、一昨年の僕の一般質問においては、「ひきこもり青少年への支援について」という項目を設け、
・「訪問事業の活性化」
・「ストーリーのある事例報告書の作成」
・「支援団体を結び付け、スーパーバイズを提供する中間支援的な組織の立ち上げ」
・「ひきこもり支援連絡会議の活性化」
など、具体的な提案をした。
そうした中、先日「身近なひとが『ひきこもり』になったら~事例から解決ヒントを探る~」が埼玉県から発行された。
家族だけで問題を解決するのは非常に困難。
ぜひ、この事例報告書をきっかけのひとつとし、未来への光を見つけて欲しい。
中原恵人