第35回吉川市
青少年健全育成大会
今年も楽しみにしていました(^^)
自分の考えをまとめ、
文章にし、
それを覚え、
聞いている人々に伝える……
まさに、吉川市が目指す「非認知能力の向上」の実践の場となるような大会です。
また、緊張する中、学校代表としてしっかりと発表出来れば、それは大きな経験となりますし、
たとえこの場で上手くいかなくても、その失敗を活かし、次回にまたチャレンジすることでさらに大きく成長出来ることでしょう。
そうした中、
「社会体験発表」では、
東中学校3年紺野礼恵さんが、
「消防署での職業体験」を
「少年の主張」では、
栄小学校6年小野諒太くんが、
「バスケへの取り組み」を
題材に、
「自分のためだけではなく、誰か人のためを思って生きてゆくこと」
「自分の活動を通して、困っている人や苦しんでいる人を少しでも笑顔にしたい」
と発表するなど、
この春に策定した
「吉川市教育大綱」にある「志を立て、凛として生きてゆく」を
すでに自分の中に持ち、
実践してきた子供達ばかりで、
皆とても立派でした。
しかし、市内多くの子供達がそうした「志を立て、凛として生きてゆく」ようになる為には、
やはり、私達大人の姿勢が重要です。
子供達に「人を大事に」と伝えるならば、「立場や考えの違いを越えて、しっかり議論できる」まちにしなければなりません。
子供達に「ふるさとの大事さ」を伝えるならば、「大人達こそが、まちの歴史、文化を知り、様々な地域活動を展開している」まちにしなければなりません。
子供達に「志の大事さ」を伝えるならば、「大人達こそがその背中で生き方を示している」まちにしなければなりません。
そうしたお話しを、私からの挨拶の中でさせていただきました。
中原恵人