埼玉県はJアラート対象地域となりませんでしたが、吉川市危機管理課の担当職員はすぐに参集し情報収集にあたりました。
いざというときに身を守る為にも今一度、市民の皆さんも対応を確認し、そして子供達にも伝えていただきたいと思います。
以下に、
日本大学危機管理学部の福田教授のお話しを記します。
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警報からミサイル着弾まで3分程しか猶予が無い可能性もある。
そうした中でも最大限に、爆風や熱風、放射線に直接自分の体がさらされる状態を避けなくてはならない。
そのためには、屋外にいるより、近くの頑丈な建物内に避難する。
地上にいるよりは、地下鉄や地下街にいるほうが安全。
屋内にいる場合は、爆風で破損する恐れのあるガラス窓から離れる。
- 広い公園で遊んでいて、近くに頑丈な建物やビルがなければ、公園のトイレや倉庫などの小さい建物でもかまわないので身を隠すことが大事。身を隠せるぐらいの遊具があればそこに身を潜めるのも有効。
小さい建物やブロック塀などは崩れる恐れがあり、その下敷きになり埋もれる危険性があるが、爆風や熱風が体を直撃するよりは、それらに身を隠すことで生存の可能性は高まる。
広い敷地で農作業をしている場合、身を隠すものが何もなくても、少しでも段差のある土手の傾斜や用水路の溝などに身を隠すことも有効。
私たちが対応行動をとることができる時間は数分にすぎないが、その数分間でどうやって自分の命を守ることができるか、一人ひとりが事前に考えて備えることが求められている。