【公取委による吉川松伏医師会への処分について】

長く吉川市での案件となっている、吉川松伏医師会と大久保クリニック、そして吉川市の対応の問題。
ご存知の通り、大久保クリニックは妻の実家にあたり、義父が医院長、妻が副医院長。
そうした事もあり、怪文書まがいのペーパーが配られても、多くを胸にしまい、発言を控えてきたけれど、
昨晩から今朝にかけてのニュースで流れ、多くの問い合わせがあるので、ひとつの節目を迎えたいま、僕なりのコメントを。
吉川松伏医師会のカルテルから抜け、インフルエンザの価格を安価に独自設定したり、
また、現執行部の運営方法に異議を唱える行動をとった事などを理由に吉川松伏医師会を除名になった大久保クリニック。(犯罪を犯しても除名にならない前例がある中で、こうした除名処分は異例のこと)
現在はその除名処分を不服として係争中。
にもかかわらず、吉川市は「現医師会との関係悪化を避けたい」との理由のみで、大久保クリニックでの公費予防接種を不可に。(現在は区域外申請による種々の手続きを経れば可能に)。
そうした中での、公正取引委員会による吉川松伏医師会への、独禁法違反を認定しての排除措置命令が下されることに。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140130-00000127-jij-soci
これを吉川市側はどのように受け止めるかが注目される。
「産まれた時からのかかりつけ医でスムーズにワクチン接種をしたい」、「小さな子供を抱えて、手続きに走りまわる苦労を理解して欲しい」という市民の声は署名という形で、6千筆を越えるが、吉川市はゼロ回答。
「住み良さ日本一」を掲げているのだからこそ、市民の為に、特にこの問題で負担を強いられる出産、子育ての世代の為にも、公平で冷静な判断を下して欲しい。
医師会云々では無く、ましてや政治、選挙がらみでは無い事を表す意味でも、
公正取引委員会による吉川松伏医師会への、独禁法違反を認定しての排除措置命令のタイミングこそが、決断の時ではないだろうか。
中原恵人